~超魔王~ヴラド戦記   ヴラド戦記~刹那の風
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15話 陰謀 

2008.05.10 (Sat)
「やばい緊張してきた!」

「今更何言ってんだよ。」

少し震えるゴッサムに笑いながら刹那はそう言った。

ゴッサムと刹那は、オーディション会場の舞台裏にいた。

オーディションと言っても今回のオーディションは
審査する人間数人の前で歌を披露したりダンスを披露するものではない。
オーディション会場は、学園の校庭を使い設立された
いわばライブ会場つまり観客の前で歌い、踊り
観客に投票で審査してもらうと言うものだ。

今回は、前年の2倍の来場者数でおおよそ6000人の観客で
会場は埋まりつくしていた。
オーディションが始まる前から、ざわめきが聞こえる。

少し時間が経った後

舞台の照明が落ちスポットライトが、点く

主催者であるエーリンが、舞台奈落から登場した。

「皆様、本日はお集まり頂きありがとうございます。未来の歌姫達をどうぞ応援し、この会場を熱気でもっと包んでください」

開会の挨拶と共に会場は波のようなざわめきで埋め尽くされる。

証明が一旦落ち

舞台に蝶もスポットライトが光る
それと同時に現れる少女。

会場は、今にも破裂しそうな状態になる。

夢見が登場した。


舞台裏に居た刹那とゴッサムもそれに気づく。

「夢ちゃんだ!」

ゴッサムはそう言い舞台が見える位置まで駆けていく

「おいおい・・・緊張してたんじゃねーのかよ・・」

刹那もそう呟き追いかける。


会場では、夢見が軽く挨拶した後
自分のデヴューの曲を歌い始めた。


観客の中には夢見を目当ての客も多数おり
会場は、もはや熱気が爆発していた。


はしゃぐゴッサムをよそに綺華は以外にもおちつき
化粧を直していた。



-舞台裏 主催者室-


「予想通りの反応だな・・・。」

エーリンは、深い椅子に座り窓越しから会場を覗きそう呟いた。

「まだ早いとは思うが、これで良いのだろう?」

エーリンがそう呟くと


エリーンの後部の空間が揺らめき少年が現れる。

「早くはないよ。遅すぎたくらいさ。この世界は、間違っているからね。」


緑色の長い髪を後ろで束ね

口元に
怪しい笑みを浮かべた少年は、そう呟きながら
赤い瞳を揺らめかせる。
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14話 オーディション、始まる 

2008.04.17 (Thu)
生徒会室を出て行ったゴッサムを刹那は、駆けて追いかける。

「ゴッサム!」


刹那は、呼び止めたゴッサムの表情から感情を読み取り屋上へと誘う

「ま、なんつーか、うーん出てみればいいんじゃねーかな?」

刹那は、頭を掻きながらそう呟いた。
ゴッサムはそれを聞きすぐに反論する

「絶対無理だってばああ!だって私、超歌下手だし、そんなみんなの前で歌とかまじありえない。恥ずかしくってきっと死んじゃうよ!」


刹那は、屋上からしたを肯定を見下ろし
ひとつため息をつき呟く

「大丈夫だって。俺もついてってやるし。平気じゃね?」

ゴッサムは、少しむくれなが口を膨らました後



「じゃあー刹那がマネージャーね!」


「まじかよ・・・」







大聖学園は、元々
【商業科】【経済科】【経営科】【普通科】【体育科】
で構成されており

【芸能科】ができたのは、この数年の話である。
だが生徒達の実力はあり、ここ数ヶ月でアイドルを三人を産出している。


そのうちの一人 三笠 夢見の担当プロデューサー
ロックバンドリミットのヴォーカル
【エーリン・ビーンズ】が今回のオーディションを開催した目的は、三笠 夢見をメインとしたアイドルグループの結成である。

枠は公表では3人。
夢見をあわせた4人組みのアイドルグループの結成を考案していた。

だがエーリン・ビーンズは
ZINという悪魔を呼び出せるソウルブリンガーであると
綺華が情報を掴んだ・・・。

生徒会員の今回の目的はエーリン・ビーンズに接触する事
そしてエーリン・ビーンズの真の目的を知る事である。


-生徒会室-

「ゴッサム。どうだ?オーディションに出てくれるか?」

綺華は、生徒会室に戻ってきたゴッサムにそう笑いかける。
ゴッサムはその綺華の顔を見つめ含み笑いを浮かべ叫ぶ

「いいですよーーただーーしーーー
せっちんがマネージャーになるのとー綺華会長もオーディションに出るのが条件ですよ~!」

「え!?私が!?」


鏡歌と刹那は戸惑い赤くなる綺華を見て笑っている。




波乱のオーディションが始まる。
【Edit】 |  19:48 |  ヴラド戦記~刹那の風  | TB(0)  | CM(6) | Top↑

13話 アイドルオーディション 

2008.04.07 (Mon)
「えええええええええええええ!!!!まじですか!!」

生徒会室にゴッサムの叫び声が響き渡る。
鏡歌は机に座り黙々と書類を整理している。
めずらしく綺華はにこにこと微笑んでいる。

「ゴッサム。君の容姿と歌唱力なら間違いないだろう。ここは生徒会のためにもエントリーし見事オーディションに合格してくれ。」

「だから、絶対無理ですってばーー!」

ゴッサムは、照れそう言い生徒会室を出て行ってしまう。


あの病院の事件からすでに二週間経とうとしていた。

刹那は、赤い悪魔を召還した後
深い眠りに落ち5日間の昏睡状態に陥った。

あの事件があった病院は、何事もなかったかのように動いている。
ただ違うのは、瀬吏亜の行方はいまだ不明であるし、あの時被害にあった人たちは
帰らない。

何事もなかったかのようにその事件は、補完されているのだ。
刹那が、綺華や鏡歌に後から聞いた所
赤い月が現れ怪異が起こった後は何事もなかったかのように
“違う現実”が埋め込まれるのだと言う。

それは誰かが、現実を作り変えているように・・・。



それまで書類整理をしていた鏡歌がメガネをはずし口を開く。

「あなたは相変わらずエグイ事するなー綺華さんよー。」

その言葉に綺華は、表情を変えずに応える。

「別に本音だ。ゴッサムならきっとオーディションに合格しアイドル試験に合格するだろ?」

「いやさ、そういう事じゃなくてだね。」


それまで部屋の隅に居た刹那が口を開く

「おいおいおい、俺を無視して進行するなっての。どうせあんたの事だから何か企んでるんだろ。」

綺華は、刹那が居る事に今気づいたかのような表情をし

「ああ、刹那。企んでると言えば企んでるかな。今回のオーディションの主催者は、あの“リミットのヴォーカルエーリン・ビーンズだ”」

「でー?」

「それにエーリンがプロデュースするアイドルグループには、すでにこの学校の人間が一次審査に通っている。」

「だーーかーーらーーそういう事じゃなくてね?」

綺華は、ひとつため息をつき。














「エーリンはソウルブリンガーだ。おそらくな」

刹那の表情が一瞬で怒りに変わる。


「ソウルブリンガー!?それってあれだろ!あの化け物呼べるやつだろ!」

「ああ。そうだ。私や、鏡歌。それに君と同じように君が呼ぶ化け物“ZIN”を呼べる能力者だ。」


刹那の怒りの表情は変わらない。


「それってあぶねーってことだろうがよ!なんでそんなとこにゴッサムを!」

「刹那、大丈夫だ。会場には私も鏡歌も行くそれに・・・」


綺華は、一瞬ためた後に



「君が守るんだろ?ゴッサムを。だから私も安心できる。それにゴッサムに話さなかったのは、オーディションに集中してほしいからだ。なんとしてでもオーディションに受かりエーリンに接触する。」


刹那は、一瞬動揺の表情をした後


「くっそ」

【Edit】 |  10:51 |  ヴラド戦記~刹那の風  | TB(0)  | CM(6) | Top↑

11話 刹那覚醒! 

2008.04.01 (Tue)
刹那は綺華の目をじっと見つめたままでいる。

綺華の瞳は刹那を見つめ逃がさない。

2~3秒の間の後綺華は刹那に動物の牙を加工したペンダントを手渡した。


「刹那。君のもどかしい気持ちはわかる。私もそうだった。」


綺華はゴッサムにも銀でできた指輪を手渡す。

「鏡歌一人では全員を相手にするのはきつい。私も援護に行く。」

綺華はそう言うと布にくるまっていたレイピアを手にとる。

刹那は、呆然とそれを見つめていた。
その時何を考えていたのかは、わからない。ただ戦う二人を見つめていた。
綺華は手にしたレイピアで鏡歌の周りのグールを散らして行く。
鏡歌は決め手をさがしながらハサミの異形に素手で応戦する。




刹那は見つめていた…


無言がしばらく続いた後に目を閉じる。


頭の中をまたあの鐘の音が木霊する。



金槌で頭を殴られるような衝撃。


あの悪夢がスライドのように駆け巡る。



これは悪夢ではない…記憶。



戦場で傷つき死んで行く仲間を刹那はただただ見つめていた。

今の状況と同じく呆然と立ち竦んでいた…



両腕には冷たくなっていく最愛の仲間を抱え彼は、立ち竦む。



刹那はふと抱えている者を見つめる…。


そうだった。この時誓ったんだ。も

し次があるのならば今この手に抱いた冷たく変わり行く最愛の人を守り通すと…。








刹那は、かの日のゴッサムを見つめていた…。


降り続く雨にさらされても尚立ち竦んでいた。



刹那の中で何かが問いかける。


「力が欲しいか?」


目をゆっくりと刹那は開いた。 今がその時…覚醒の時…。


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あとがき

さぼってすみません。
全部書き終えてました。
後は微調整してうpします。

とりあえず。

全200話くらいになりそうです。
【Edit】 |  09:17 |  ヴラド戦記~刹那の風  | TB(0)  | CM(5) | Top↑

10話 始まり 

2008.03.19 (Wed)
時間にして数秒刹那が目を閉じ経っていた…。

身体は、まだ真っ二つになっていないし痛みもない…


















何も考える隙を与えずに声がする…


「深夜の徘徊…不純異性交友…規定外の寮の外出…これら全部あわせて多目に見ても停学だな。」



刹那は、聞き覚えのある声に目を見開くゴッサムもまた安堵の表情を浮かべ泣き叫ぶ





「会長!」

刹那とゴッサムは、声を合わせそう叫ぶ。

異形がふりかざした大きなハサミは、黒い学生服の男生徒が素手で受け止めている。
会長と呼ばれた女生徒は、ゆっくり髪をかきあげその男生徒に声をかける。

「私の言ったとおりだろ。ここは当たりだ。鏡歌」


鏡歌と呼ばれた男生徒は、面倒くさそうに受け止めている手と逆の手で頭をかき


「綺華さんよー。な~にが当たりだっつの。またヴラドじゃね~し。ねみ~のに来てみたらこんなしょべ~ガキじゃね~か。」



鏡歌と呼ばれた男生徒は、刹那を見てそう言い放つ。


「なんだとこの野郎!」


鏡歌の言葉に刹那は、怒りを現にし怒鳴る。

鏡歌は、それを無視し大バサミの異形に蹴りを入れ怯ませる。

「あーだりぃ。くっそつまんねー。またバーサーカーかよ。」


鏡歌は、素手で異形を殴り続ける。
刹那は、それを黙ってみてるしかない自分に苛立ちを覚えていた。
それを察してか会長と呼ばれた女生徒は、刹那とゴッサムに歩みよる。



「綺華さーん!」


ゴッサムは、歩みよってる生徒会長に泣きながらしがみつく。

彼女と異形と戦っている男生徒は、刹那とゴッサムが通う大聖学園の生徒会員。

特にブラウンの長い髪をした女生徒は恐怖の生徒会長

“御帝 綺華”

彼女の取り締まりで大聖学園の風紀は、保たれていると言っても過言ではない。
だが、生徒内の人気も多く、陰では、女帝、教祖と呼ばれている刹那の大の苦手とする人間の一人だ。



男生徒の方は、最近大聖学園に編入学してきた生徒

“六道恭歌”

常に無愛想で生徒間での交流も少ない。

編入してすぐに綺華の抜擢を受け生徒会員となった。
生徒会出席率は、刹那と良い勝負である。

「刹那、ゴッサム。もう大丈夫だ。君達が、無事でよかった。」


刹那は、まだキョウカと異形の闘いを見つめている。
状況は、常識で考えて進展していないが、綺華と鏡歌には今までの絶望を払拭する
不思議な雰囲気があった。


「刹那…力が、欲しいか?自分で自分を守れる力を。」

綺華の茶色い瞳に刹那は吸い込まれるように見つめていた。


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あとがき


補足っつーかネタばらしとして
次くらいにわかんだけど
つーか前言ったけど
六道 鏡歌はしくすです

しくすすげーいやなやつだなwww
本当はこの回でもっと
綺華をかっこよくしたかったけど文才がなくこの程度でした(;^ω^)

この回は結構修正したけどまぁまぁで一応掲載って感じっす。

今度からできるだけあとがきかきまうs

あーちなみに

みかど あやか
りくどう きょうか
です

キカでもアヤカでも好きなほうで読んでくださいw
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